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小林修士写真展『続・密会
2018年1月26日より2月4日まで 会期中無休
13時〜19時

 

神保町画廊は、小林修士による写真展「続・密会」を開催します。
本展は、2017年の写真展「密会」に続くシリーズで、古い日本家屋の暗がりのなか、ひっそりと紡がれた男女の関係を描写したもの。
前回の展示では発表しきれなかった写真に、新たな撮り下ろしを加えて構成します。

 

金利健司写真展『ムーニー劇場第三幕 フエルアルバム』
12月8日(金)〜12月17日(日)

会場にて12月16日16時トークショー開催決定!
ゲストは常盤響さん、奈良岬さん。ムーニー劇場撮影秘話、そして、昭和歌謡について大いに語ります!

ムーニー劇場にご来場いただき、誠にありがとうございます。
いよいよ来年は平成30年、昭和が終わって30年の月日が経とうとしています。
ムーニー劇場第三幕 〜フエルアルバム〜
棚の片隅で、古ぼけたアルバムを発見します。
そこには、ある会社の温泉での大宴会の写真と、スナックでの飲み会の楽しそうな写真・・・
写真の日付は、1987年=昭和62年、昭和末期、日本はバブル景気の真っただ中、天安門事件や、国鉄は民営化によりJRとなった年でした。
写真は、フィルムで撮影し、お店に出して紙にプリント、「E版」と呼ばれる紙のサイズが主流でした。
30年前をつい最近に感じる人もいれば、まだ生まれていなかったという人もいらっしゃるかもしれません。
しかし、30年前、1987年の方が、高度経済成長期前であるさらに30年前、1957年の情景と比較すると、ずっと現代に近く感じられるのではないでしょうか。
30年前の「今現在」の飲み会を楽しんでいた人物の表情が、アルバムの中に閉じ込められています。
いや、現実には、2017年の今現在、ムーニー劇場として30年前を再現したのですから、今の情景を30年前に遡って閉じ込めたとでも言うべきでしょうか?
30年間で変わったこと、変わらなかったこと、生まれたもの、失ったもの、それぞれに思いを馳せながら、他人のアルバムを覗くような気持ちで、写真をご覧いただければと思います。
また、奥にはもう一つのムーニー劇場作品として、「昭和の男女の物語」を描いた3作品も展示しております。
こちらも、他人のアルバムを覗くようにご覧いただければと思います。   (金利健司)      

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