櫻田宗久展 蝶次元 -此岸と彼岸の間で

10月13日(金)〜10月22日(日)
開廊時間:13時〜19時 会期中無休

 

デジタル写真を過剰に加工していくと、写真が粒子状になっていく。
私は常々、世界や人間も粒子でできているのではないかと思っている。
白昼夢の中で、私は光の世界に入っていく。
あらかじめ色が決められていない世界の中で自由な色の世界。
この世界はどこの世界なのだろう?
初めて文楽を観た時の作品が「契情倭荘子(けいせいやまとぞうし)」という演目で恋仲の二人が死んだあと蝶になるという比喩に感銘を受けた。
二次元の世界のような蝶の形態とその比喩は二次元表現である写真と写真に寄り添う終わった時間(死)という概念と重なっている。
私小説のように、普段から使っているiPad miniで毎日を撮影している。
裸の男たちは私の視覚的メタファーとして存在していた。
男たちを蝶に見たて、時間と一緒に標本にしている行為にも近いのかもしれない。
デジタル写真が加工されつくし、毎日の風景と男たちは自由な色と粒子の世界となった。
此岸と彼岸の間で男たちは生まれたがり、キラキラとした鱗粉を漂わせ蝶が舞っている。
そうだ、この世界を蝶次元と名付けよう。(文/櫻田宗久)

【Title】8月10日 10:07 霧が立ち景色が何も見えなかった私たちは蝶を見た。

 

【協力額装】nadowa   
【活版印刷】服とタイポグラフ

櫻田宗久 1976年7月22日生まれ。1993年にモデルとしてデビュー後、俳優、歌手、タレントとして活躍。現在は、写真家として国内外の展覧会に作品を発表している。
2011年にART&MUSICBAR「星男」を新宿二丁目にオープンした。櫻田宗久Web site

個展
2016「徒然星」星男/Tokyo
2013「櫻」「幻」グリゼット、pitou/Tokyo
2012「Chemical dreams」Taq’s knot/Tokyo
2011「星男」ポスターハリスギャラリー/Tokyo
2008「ムネトピア」ZEIT FOTO SALON/Tokyo
2007「the man looking up the sky」 Taq’s Knot/Tokyo
2006「 He likes me? He likes me not? 」 Taq’s Knot /Tokyo
「fiction」kukui cafe
2005「FUNAUTA」 kukui cafe/Tokyo
2004「 Wet Dreams 」 Taq’ Knot /Tokyo
1996「 Flashback Dream House 」Gallery Rocket/Tokyo

グループ展
2017「新井英樹トリビュート展」星男/Tokyo
2016「友人作家が集う – 石原悦郎追悼展 “ Le bal ”ZEIT FOTO SALON/Tokyo
2011「y-Generation −現代フォトグラファーの視点」西武渋谷店美術画廊/Tokyo
2010「六法現象」グリゼット/Tokyo
「伝説のドラゴン ピッサユー」グリゼット /Tokyo
2008「写新世界」せんだいメディアテーク/Sendai
「アジアトップギャラリーホテルアートフェアー」 ホテルニューオータニ/Tokyo
「SIPA 2008(Seoul International Print,Photo & Edition works Art Fair)」ソウル/Korea
「テグ フォトビエンナーレ2008」テグ/Korea
2007「新日本美人画」 kukui cafe /Tokyo
「ヘイリアジア青年作家プロジェクト」 ヘイリ芸術村/Korea
「Japanese Contemporary Art Festival 」 ヘイリ芸術村 /Korea
「JAPAN Caught by Cameraー Works from the Photographic Art in Japan ー」上海美術館/Shanghai
「きみを好きになってわかったこと」 kukui cafe/Tokyo

 

【蝶次元 -此岸と彼岸の間で 関連イベント】
おおくぼけい・ソワレ ギャラリーライブ「蝶のように」
10月19日(木) Start 19:00 Close 20:30
出演:おおくぼけい(アーヴァンギャルド),ソワレ

ヴィヴィアン佐藤×櫻田宗久 ギャラリートーク
10月21日(土) Start 19:00 Close 20:30
出演:ヴィヴィアン佐藤,櫻田宗久

クロージング企画
ALICIA(キタムラアラタ)パフォーマンス
10月22日(日) Start 19:00 Close 20:30
出演:ALICIA(キタムラアラタ)

場所:神保町画廊/無料
全て先着15名程のご入場となりご予約は受け付けておりません